みなさんこんにちは!関西在住、メーカー勤務の会社員(入社4年目)、『たぬのこ』です!ブログご覧いただきありがとうございます。この記事では株初心者による株初心者のための株の基本事項について説明します。僕は株を100%理解したプロではないので、ざっくりとした説明になりますが逆に初心者が欲しい情報があるかと思います。今回はローソク足チャートの読み方です。
ローソク足チャートとは
ローソク足チャートとは下の図のようなグラフのことです。株といえば黒い背景の画面にこの図!といったイメージもあるのではないでしょうか?

見慣れないグラフですが、読み方は簡単です。ローソク足とは『一定期間の相場の4本値(始値、高値、安値、終値)を用いて一本の棒状の足(グラフ)を生成したもの』です。ローソクのどの部分がどの値を示しているかは下の図のようになっています。

また、始値と終値はそのローソク足1本が表している時間の中での始まりの値と終わりの値にそれぞれなっています。始値よりも終値が高い時のローソク足を陽線、始値よりも終値が低い時のローソク足を陰線と呼び、これはローソク足の色で判断します。
ローソク足1本が表している時間にはルールはありません。時間ごとに呼び方が異なり、ローソク足1本が1分間の変化を表しているチャートは分足、1時間は時間足、1日は日足といった感じです。短期での値動きを見たい場合は時間単位が短いチャート(分足など)、長期での値動きを見たい場合は時間単位が長いチャート(年足など)といったように使い分けます。
また、始値と終値で囲まれた部分(ローソク足の太い部分)を実体、高値、安値を表す細い線のことをヒゲと呼びます。
ローソク足チャートの実例
では2022年11月から2023年4月までの日経平均株価を例にローソク足チャートを見てみましょう。今回は陽線が白抜き、陰線が黒塗りのローソクです。(Excel使って簡単にローソク足チャートを書くことができます。)
下のグラフは日足と週足のチャートです。色を塗っているところが同じ時間範囲(1週間)を示します。特に黄色(3/3~3/10)がわかりやすいですね。日足を見ると、3/9に急上昇していますが、3/10には急降下し、3/6よりも低い値になっています。週足のチャートでは実体部分が短い陰線となっており、上に大きく突き抜けたヒゲがあることがわかります。この週足の1本のローソクで「3/6から3/10 にかけて、日経平均は微減。途中で急上昇、急降下があった」ということがわかるわけです。今回の例は同じ時間範囲のチャートとしましたが、月足や、年足など、時間単位が大きいチャートでも大まかなトレンドは把握できることになります。


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